とうとう2月になりましたね。
中学入試が本格的に始まり、中高一貫校の生徒さんたちは楽しい(?)試験休みを過ごしていることかと思います。
私が担当している生徒さんもお休みを利用して、お台場のジョイポリスに行ってきたそうです。
私が学生の頃は横浜にもジョイポリスがありましたが、オープンした当時から結構さびれており、閉鎖してしまってからかなり経過するように思います。
たまたま私たちが遊びに行った際に当時ドラマに多く主演していた女優の田中美佐子さんに会いましたが、皆さんには誰だか分かるのでしょうか。
まさにジェネレーションギャップを感じそうです。
さて、雑談はこれくらいにして、比較の話に入りますが、とうとうこの単元で教材が終了ということになります。
順序をいくつか入れ替えはしましたが、もちろん教材順に進めていただいて、この投稿をそれに合わせて参考にしていただいてもOKです。
ある程度基礎知識が備わっている生徒さんの場合は、自分にとって必要なところを拾うのでも構いません。
ただ、英語が苦手な人たちは必ず一冊を仕上げるということを心がけてください。一通り体系的に学習していかないと、本当の力というものは付きにくいからです。
比較に話を戻しますが、教材の比較①では原級と比較級について取り上げています。
分類の仕方が非常に分かりやすく、いかにも英文法という趣ではないので、英語アレルギーの人たちにも大変取り組みやすいのではないでしょうか。
文章の形などは教材でチェックしていただくとして、ポイントをいくつか挙げていきます。
意外にきちんと理解できていない可能性があるのは、何を比較するかという根本的な問題です。
言い換えると比較の基準になるのは何か、ということになると思いますが、何の話をしているか分かっているでしょうか。
教材の最初の部分でも指摘されていますが、比較できるのは(品詞として)形容詞と副詞です。これが比較の基準とも言えます。
まさに教材に挙がっている通りですが、「どちらが早いか」や「どちらが悪いか」は比べられますが、「どちらがより猿か」や「どちらがより走るか」を比べるのは無理がありますね。
この点を押さえた上で、各級の形をチェックし内容を理解していくようにしましょう。
教材の表現を少し算数的に書き換えて纏めておきましょう。
まずは教材で言う「勝ちから書く」場合ですが、これはつまり比較の基準に対して「A>B」ということですね。この場合は「比較級+than」という形です。
次に「引き分け」の場合ですが、これは「A=B」ということです。この場合には「as+原級+as」という形です。
最後に「負けから書く」場合です。当然「A