英文法 英語

英文法[基礎]理解のサポート~関係代名詞 Part5

投稿日:

ここ数日は横浜でもかなり冷え込んでいます。
北海道は氷点下以下のとんでもない気温になっています。私からすると想像を絶する気温です。
受験生の皆さんも、そうでない皆さんも寒さ対策をしっかりしてあと1ヶ月位の一番寒い時期を乗り切ってほしいと思います。

関係代名詞については5回目になってしまいました。ポイントが多く理解に時間のかかる単元ですから、じっくり取り組んでほしいものです。
さて、今回は教材の『関係代名詞②』から「what」についてポイントをチェックします。
「what」は今までの関係代名詞と大きく構造が異なります。関係代名詞節内部については今までと同じですが、何しろ先行詞がありません。
教材によっては「what」に先行詞を含むとしているものもありますが、いずれにせよ先行詞はないということになります。
今までの関係代名詞と比較してみましょう。

(1)I couldn’t understand the thing which he said.
(2)I couldn’t understand what he said.

それぞれの文章でイタリック体にした部分が関係代名詞説で、(1)(2)の文章とも意味はほぼ同義です。しかし、文章の構造での大きな違いがあります。指摘できるでしょうか。
文型はどちらもSVOですが、(1)でのOは「the thing」で(2)でのOは「what he said」です。
もう少し言うと、(1)の文章で関係代名詞節は先行詞「the thing」を修飾していますが、(2)の文章で関係代名詞節は修飾語ではなく名詞として文の要素になっています。
つまり関係代名詞「what」のはたらきは、名詞節をまとめ文の中で名詞としてはたらくということになります。
ここがもっとも重要なポイントですからきちんと理解しておいてください。
「文の要素」とか「修飾語」とかいう言葉が怪しい人たちはもう一度初めに戻ってきちんと復習しておいてください。
ちなみに関係代名詞「what」の節を考えた時、今までの関係代名詞と同様に「what」から後ろには欠落があります。
上の(2)の文で言うと「said」の目的語が欠落しています。つまりこの「what」は目的格ということになります。
作文や整序問題では関係代名詞「what」を用いたにもかかわらず、その後ろが完全文に鳴っていたということがないように注意しましょう。

また、関係代名詞「what」には慣用表現が数多く存在するので、教材に出てきているものはきちんとまとめて整理しておいてください。
整序問題であったり、和訳問題であったりすると、慣用表現を知らずにとんでもない解答になってしまう危険性があります。

これでひとまず関係代名詞についてのポイントは終了です。
次回はその続きとして関係副詞について、特に関係代名詞との構造上の違いをチェックしていきましょう。

-英文法, 英語

執筆者:

関連記事

no image

英文法[基礎]理解のサポート~分詞 Part1

先日話に出したタブレットがようやく入荷しました。 新しい物は概ね軽量ですが、以前のものと比べても相当軽く、しかも薄いのでさらにカバンがスリムになりますね。 スペックも当然上昇しているので、使う自分がレ …

no image

英文法[基礎]理解のサポート~動名詞

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。 以前は、家庭教師などの授業では多くの教材を持ち運び、カバンがパンクするのも辛く、肩や腕が筋肉痛になることもありました。 去年の春頃からは同僚の勧めもあって、PD …

no image

英文法[基礎]理解のサポート~不定詞 Part4

今回は教材の不定詞各単元に取り上げられていた共通ルールをまとめて見ておきます。 教材で取り上げられている共通ルールは、どれも重要なものなので必ず理解しておきたいところです。 具体的には  ①不定詞の意 …

no image

共通テストプレテスト分析(Ⅳ)

こんにちは。ナンバー・ゼロです。 8月もとうとう今日で終わりですね。生徒さんたちは短いながらも充実した夏休みを過ごせたでしょうか。コロナウイルスの感染拡大のため、思う存分遊んだり、スポーツや部活をした …

no image

共通テストとは(Ⅲ)

こんにちは。ナンバー・ゼロです。 久しぶりに旅行に行きました。犬連れなので、ある程度場所が限られてしまうのですが、今回は今まで犬連れで行ったことのなかった軽井沢へ行きました。もともとあまり外に出る気は …