新年になりましたが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
先日深夜番組で日本各地のお雑煮を取り上げていました。話には聞いたことがありましたが、何百種類もの種類があることを改めて聞いて驚きました。
都道府県ごとに違いはあるとは知っていましたが、さらにその地域あるいは家庭によってアレンジされているため相当のバリエーションが存在するようですね。
皆さんのご家庭のお雑煮はどのような感じでしょうか。
我が家はおそらくこの地域のポピュラーなものだと思います。ただ、同じ横浜・神奈川でもお餅を焼いたり焼かなかったりで違いはありますね。
さて、今回から関係代名詞の中心に入ります。前回の確認事項で、代名詞の格変化と用法をきちんとチェックできているでしょうか。
それを踏まえたうえで、関係代名詞を含む文章を取り上げて見ていこうと思います。
まずは主格からです。主格というのだから当然主語になるはずですね。例文で確認しましょう。
I know a boy who is running in the park.
ここで考えるのは関係代名詞「who」から後ろです。「who is running in the park」の部分を見ると「who」が主語の位置にあるのが分かるのではないでしょうか。
見方を少し変えて「who」を取り除くと主語が欠落しているのがはっきり分かるはずです。この形が主格です。
次に目的格です。文型で考えると目的語になるはずですがどうでしょうか。
I know a boy whom you saw yesterday.
同様に「whom you saw yesterday」の部分を見てみましょう。「whom」は目的語の位置にはありませんが「saw」の目的語がありません。
見方を変えて「whom」を取り除くと目的語が欠落しているのが分かるのではないでしょうか。この形が目的格です。
最後に少し分かりにくいのが所有格です。一見すると欠落部分がないように見えてしまいます。
I know a boy whose father is a doctor.
初めから「whose」を取り除いて考えてみましょう。「father is a doctor」というのは日本人的には良さそうですが、英語ではまずい文章です。
「father」という名詞を単独で用いるのは間違っているからですね。
ちょっと考えてみると「A boy’s father is a doctor.」という文章が想像できるかもしれません。
つまり「所有格+名詞」の形で使われているということになります。
以上のように関係代名詞の構造を代名詞の格変化と絡めてきちんと理解しておくのが望ましいです。
あとはいわゆる後置修飾という形なので、日本語訳を正しくできるように練習しておきましょう。練習に一番良いのは中学3年生の文法問題集でしょうか。
あまり語彙レベルが上がってしまうと英語が苦手な人達にはキツイので、慣れるまでは易しいものを使うのがベターです。
まだまだ関係代名詞はポイントが続くので今回はここまでにしておきます。