河合塾のセンタープレが近づいてきましたね。模試はあくまで模試ですが、センター試験にはある程度の慣れが必要です。
模試を受験するのはもちろんのこと、センター対策用の問題集で回数をこなし特に制限時間内に全体を見渡せるように練習するといいでしょう。
センター試験を利用した入試を受験しない生徒たちも、可能な限りセンター試験を受験しておくことをオススメします。
本番の試験上の雰囲気というものはなかなか言葉では伝えにくく、模試とはまったく違うからです。
私立大学志望の場合でも、本物の入試を体感できるという意味で、センター試験を受験することには意味があります。
ひとつ注意点を挙げるとすれば、最初にお話したとおりある程度の慣れが必要なので、何も準備せずに受験すると制限時間に圧倒されてしまう可能性があります。
内容的には基本は基本なのですが、センター試験独特のクセが各科目にあるので注意してください。
内容を詳しく知りたい場合は、気軽に相談してください。
さて、今回のテーマですが、教材ではなんと問題を含めてわずか4ページしかない部分になります。
言われてみれば、この単元を学校で学習している場合に問題集を探すと、その少なさに困る単元でもあります。
ポイントをそれぞれ挙げておきましょう。
まずは命令文からです。
英語が苦手な生徒たちは、今までの経験上からも、命令文の存在をかなり忘れているようです。
英語の基本構造を徹底することが重要です。どういうことかと言うと、普通の文章はほぼ「主語+動詞」の形であるはずですね。
それが例えば「Study English.」とか「Don’t be noisy here.」などのように主語がない文章を見ても同じように考えていのでしょうか。
これが命令文の形です。不安な生徒たちは、必ず中学生用の問題集で復習しておきましょう。
次に感嘆文です。
中学校の教科書ではいかにも会話的表現であるかのように「How nice!」などの表現をそのまま重要語としてピックアップして覚えさせていたりします。
覚えることは悪いことではないので、高校英語を学習する際に、そこからきちんと体系立てていくようにするといいでしょう。
問題集などによくあるパターンですが、平叙文(普通の文)を感嘆文に書き換える練習をするときちんと理解できると思います。
感嘆文で用いられるのは「what」「how」のどちらかですね。ちょっと試してみましょうか。
①This is a very interesting book.
②This book is very interesting.
感嘆文にする際の注意点は「どの部分を強調しているのか」ということになります。
上の文章の「very」が強調してるのは何でしょうか。それが分かれば感嘆文にすることができるはずです。
教材も合わせてじっくり考えてみてください。答えは次回以降で載せたいと思います。