文系数学 過去問

数学インプレッション 成城大(2015-経済学部A方式)前半

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こんにちは、ナンバー・ゼロです。
最近はめっきり寒くなりましたね、特に朝は。
これは耐えられないということで、マウンテンパーカーを買いました。
冬はアウターさえきっちりしとけば、中の服は適当でいいので楽ですよね。
そういう意味ではいい季節です(笑)

今回の数学インプレッションは、成城大学経済学部A方式(2015年度)です。
文系数学は本当に情報が少ないんですよね、調べてもなかなか出てこない。
旧帝一橋早慶は別として、もうMARCHあたりで情報不足になってしまいます。
そこらへんを私の方で担いたいなと思っているのですが、さて読んでもらえるのか。。。
今回は、前半(概観編)です。詳しくは次回の後半(詳細編)をお待ち下さい。

1.受験概要

受験方式…A方式
受験科目…英語・国語・数学or地歴
配点…英語150点満点、他科目100点満点(合計350点満点)

これもまたオーソドックスな私立文系型の入試です。
ですので、科目的には特筆すべきことはありません。
形式的な点に着目すると、成城大学は同偏差値帯の他大学と比較すると記述の割合が大きいです。
ですから、併願する際は注意してください。他の受験がオールマークで、それプラス成城ですとかなり辛いです。
逆に、記述が多めの大学学部とは相性が良いでしょう。
具体的に言えば、学習院、日本女子、東京女子あたりは記述が多いです。ぜひ過去問を見て考えてみてください。

2.大問概観

<全体像>
大問数…3
試験時間…60分

先述のように、記述が多いです。
証明問題も出題されているので、穴埋めの勉強に終止してしまった受験生には厳しい出題です。
内容的にはそこまで難しいものでもありませんが、解答をしっかり書くという条件も加味すると、時間的には厳しめです。
こういった出題をする大学ではライトな受験層が少ないので、競争率はそれほど高くはなりにくいです。
出題傾向が似た大学学部を受験して、こうした傾向の問題に対する練習を重ねていけば、光は見えてこようと思います。

<第1問>
単元…平面図形・数列
形式…記述式
小問数…3

初っ端からこれは厳しい出題です。
中学生的な証明問題が出ており、もうここで心が折れてしまった受験生もいたでしょう。
落ち着けばそれなりに得点できる問題ですが、一旦パスして次の問題に手を付けられたかどうかが分かれ目になったかもしれません。

<第2問>
単元…二次関数
形式…短答式(空所補充)
小問数(空所数)…10

この問題は高校1年の定期テストに出てくる問題とそっくりです。
そのまま高1の実力試験に出しても良いような、基本的な問題ですね。

<第3問>
単元…微分・対数不等式
形式…記述
小問数…3

これも対数の利用として必ず見たことはある問題のはずです。
とは言え、記述式で出題されると手が止まってしまう人も多い。
きっと「もっとやっておけばよかった」と天を仰いだ受験生がいたはずです。

本日は以上です。
来週の後半(詳細編)もぜひお読み下さいませ。

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