さあ、今回は、第2講のbe動詞と一般動詞の否定文・疑問文についてのお話です。
前回のbe動詞と一般動詞の区別はできていますか?区別ができていないと否定文・疑問文で混乱して、混ざったような文章を書いてしまうことになります。
例えば、次のような文章はどうでしょうか。
Do you play tennis?__Yes, I am.
He isn’t play tennis.
We play not tennis.
疑問文・否定文を学習し始めた頃の人たちによく見かける間違った文章です。確かに英語を始めたばかりの人たちにとっては難しい単元だと思います。
それだけに、一番初めにしっかり区別しておかないと、そのまま根深く残ってしまうところでもあるのです。
では、ひとつ目の文章からポイントを確認しましょう。
どの先生でもよくおっしゃることですが、まず疑問文の答え方については「聞かれたものと同じ形で答える」という鉄則を徹底していきましょう。
「Yes, I am.」のほうが響きがいいなど言わないでくださいね。
そして、残りふたつの文章です。
否定文については、否定文にする前の元の文章、つまり肯定文をよく見てください。元の文章にbe動詞はありましたか?
あればbe動詞の文のルールで否定文を作り、なければ一般動詞があるはずなので、一般動詞のルールで否定文を作りましょう。
そうすると当然、疑問文の作り方にも同じことが言えますよね。それぞれのルールについては教材でしっかりチェックして、すぐに答えられるようにしておきましょう。
教材ではもう少し話を進めて否定疑問文も出てきていますね。
こいつは日本語とかなり違って答え方が厄介です。この教材ではその点には触れていませんが、高校生用の教材で補っておいたほうが良いでしょう。
繰り返しになりますが、最初に徹底しておかないと根深く残ってしまう単元ですから、あまりナメたりはせずしっかり練習して身につけてくださいね。
中学生用の問題集を解くのが一番効率的だと思われますから、不安な場合は遠慮なく相談していただければ幸いです。
さて、ここまでの話はあくまでも基礎中の基礎、ということで助動詞などがあることは考えていませんが、念のため書き添えておきます。
教材でも触れていますが、一般動詞の否定文・疑問文を作る際に用いる「do」「does」は助動詞ですが、上記の助動詞とはそれ以外の助動詞のことです。