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英語長文出題パターン演習 1

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おひさしぶりでございます、テキスト紹介コーナー。
今週の教材は、河合出版の「英語長文出題パターン演習 1」です。
この教材は、英語長文問題集の標準的なレベルのものです。
特徴としては、『1つの問題に一通りの問題形式が含まれている』ところです。
国公立向け、私立向けという分類ではないので、総合的な力を育むのに向いています。
比較的新しい問題集ですので、是非紹介したいと思い取り上げました。

ご購入はこちらからどうぞ→英語長文出題パターン演習 1(やや易~標準)(河合塾シリーズ)

1.特徴
先述のように、記述も選択も含まれていて充実した内容になっています。
イメージとしては、模試の問題に近いでしょう。
つまり、模試の対策にも使えそうな問題集だということです。
選択か記述のどちらかに偏った構成になりがちで、模試に似たバランス良い問題集はそれほど多くないですから、貴重な問題集です。

また、構成も工夫されており、前半部分に選択問題があり、後半に記述問題が配置されています。
ですから、目的に合わせて問題をカットすることも容易にできます。
「私立しか受けないから、記述はやらない」という人は、後半部分をカットすればOKです。
もちろん国公立志望の人は全てやればOKなわけです。

また、対象とするレベルですが、『時間を気にしなければ、センター英語をそれなりにとれる』人に向いているでしょう。
点数的に言えば、そうですね…センター模試で100点を越えるくらいの人でしょうか。
それくらいであれば、難しすぎるということはないでしょう。もちろん、単語や文法の知識でだいぶ違ってはきますが。


2.長所
使用目的に合わせて、問題を取捨選択できるというのは先ほども述べたこの問題集の長所です。
可能であれば全ての問題を解くべきですが、そう言ってもいられないケースもありますのでね。

英文中の重要単語は解説の最後のページにまとめてあります。
ですから、解いた後は文章をチェックしつつ、知らない単語を抜き出してまとめていくべきでしょう。
そのようにして単語数を増やしていくべきです。単語帳だけでは不足します。

また、解説には論理チャートがついています。
これを使えば軽いパラグラフリーディングの練習もできますから、難関大学志望の人は試してみてください。
詳しく学びたい人はまた別のテキストを使ってくださいね。

3.使用上の注意点
「やや易しい」レベルではあるものの、中には難しい単語もありますから、それにくじけないようにしてください。
大切なのは、読んだ後でそれらの単語を自分のものにすることです。

また、この問題集の英文は品詞分解には向きません。
というか、品詞分解がなされていないので、もしそれらの用途で使うのであれば別のものを探しましょう。
大まかに意味をとれているかどうかをチェックするには十分使えますので、そのチェックは必ず行いましょう。

ふう、今日はこれで終わりです。
久しぶりだったので書き方が若干怪しいです。
ちゃんと書けてるかな…

何かおすすめの参考書がありましたら、是非教えてください。
引き出しは多いに越したことはありませんしね。

それではまた。

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