先週に引き続き、政治・経済の教材です。
先週は問題集でしたが、今週は通読タイプの参考書ですので、趣は違いますね。
受験で政治・経済を使わない人にもぜひ読んで欲しいと思っています。
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1.特徴
新書サイズの参考書で、先ほども書きましたように通読タイプの教材です。
ですので、新書を読む感覚で勉強することが出来ます。
また、ページの下部に図表が使われており、おさえておくべき重要な構造などをビジュアルでつかむことが出来ます。
大学受験はもとより、公務員試験対策や一般常識用にも使えるようになっています。
同シリーズの政治編も使うことで、社会に出るときに必要となる教養を身につけることが出来るでしょう。
2.長所
経済分野の内容をコンパクトにまとめていますので、短い時間で一周することが出来ます。
流し読みすれば、おそらく2時間くらいでしょうか?
もちろん1回読んだだけでは内容は定着しませんので、繰り返し読む必要はありますが、それも苦にならないボリュームでしょう。
また、用語の説明がページ下部に記載されているので、用語集を使う頻度が少なくて済みます。
用語集を引くことは重要ですが、あまりにその回数が多いと肝心の内容が分からなくなってしまいますので、ありがたい心遣いです。
3.短所
これは仕方のない話ですが、やはり時事問題が薄いです。
ですので、それはまた別に対策を立てなければなりません。
日頃ニュースなどを見ていれば特に対策は不要かもしれませんが、場合によっては、予備校の時事問題講座を受講するのも手でしょう。
今日はこれで終わりです。
ここ数日、株価が乱高下するなど、先が見通せない状況になっています。
ですが、もう少し長いスパンで考えれば、そこに一つの方向性は見出せるでしょう。
高校生のみなさんは今からそういう観点で物事を見ていくべきです。
広く『社会』というのは、そのための教科であるはずです。
それでは今週もよろしくお願いします。