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【センター試験】国語第1問:評論の傾向と対策

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初回は、センター試験の現代文とその他の大学入試現代文との違いをまとめました。
今日は、センターの現代文の第1問である、『評論』について、傾向と対策を見ていきたいと思います。

1.第1問:評論の構成
問1…漢字の問題(3点×3問=9点)
問2~6…文章内容についての設問(計41点)
※2013年度の構成です。

問2以降で点を取るのはもちろん、問1の漢字もきっちり満点でクリアしたいところです。
問2以降につきましては、第3項をお読みください。


2.分量と時間配分
前回も触れたように、センター試験では文章が長いことが障害になってきます。
以下の表は、過去11年間の字数の推移です。
※文字数はあくまでもおよその数です。参考程度にとどめてください。

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長期的な傾向として長文化が進んでいますが、それも年度によって大分変動が大きくなっています。
特に2013年度では、前年度と比較して1000字ほど長くなっていますので、受験生にとっては厳しかったでしょう。
2014年度が同等の分量で推移するのか、減少するのかは全く予想が立ちませんから、あまり考えすぎない方が良いでしょう。
大切なのは『長い文章が出る』という認識を持ち、それに対応できるような練習をしておくことです。

時間的なことを考えると、おそらく評論に使える時間は20~22分くらいでしょう。
(古文漢文が苦手ですと、もっと短くなってしまいます。)
それ以上使ってしまうと、小説に支障が出てきますので、『時間を意識して』問題演習を行うことは強調しきれないほどに重要です。
もっとも、『時間への意識』はセンターにおいてほぼ全ての科目で重要ですから、国語だけが特別というわけではありません。

3.設問への取り組み方
評論の設問パターンは、漢字を除くと大きく二つに分かれます。
一つは傍線部の付近(設問によっては前後の段落など離れているものもあります)をチェックすることによって解答できるもの、もう一つは問題文全体にかかわるものです。
それぞれについてポイントを考えてみましょう。

まずは傍線部の付近をチェックするものですが、これはさらに「・・・とはどういうことか」という内容説明型、「・・・はなぜか」という理由説明型に分けられます。
どちらにも共通して言えることは、傍線部または傍線部前後の指示語に着目し、指示語の内容を正確にとらえたうえで選択肢をチェックすることです。
解答には2つの要素(条件)が含まれることが多く、選択肢で一方にしか触れていないものは誤答であるという見方を頭に入れておくと取り組みやすいでしょう。

次に問題文全体にかかわるものですが、最近は問題文の表現についての設問がよく出題されています。
ただし、表現と言っても小説に対する設問ではないので、文章の構成であったり、論旨の展開方法であったりと、評論文の全体に対する理解を問うているものです。
以前に出題されていたことがある「本文の内容に合うもの・合わないもの」と取り組み方は変わらず、筆者の主張をつかみ、その根拠や反証をチェックしていくのがよいでしょう。
もっともシンプルで基本となる、評論文の読み方をすれば問題ありません。

ただし、2013年度に過去の傾向と趣の違う文章(随筆)が出題され、小説での設問と同様に、心情に関わる設問が含まれていたことには注意しなければなりません。

今日はこれで終わりです。いかがでしたでしょうか。
これに加え、「抽象」や「相対」などの語をおさえていくと、きっと点数は安定するものと思います。
自分が失点している原因がどこにあるのか、時間を取って分析してみることをおすすめします。

次回は、『小説』の傾向と対策をまとめます。
それではまた。

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