今日はだいぶ気温も上がり、桜の開花も加速しそうですね。入学式まであと一週間以上ありますから、ちょっとそこまで保ちそうにはないのが残念ですが・・・
今日はちょっと趣を変えて、「経済について学ぶ」というテーマで記事を書きたいと思います。
いつもいつも受験の話題だと視野が狭くなってしまいますので、ときには受験から離れて、視野を広げてみることも大切です。
そうやることは無駄だと思われがちですが、費やした時間は必ず血肉となり、自分に還元されるものです。
では本日は「景気」について書いていきます。
特に意識することなく使う「景気」という言葉ですが、ではいったいどのような意味を持っているのでしょうか?辞書的には「経済全体の動向」などと書いてあるはずですが、これではちょっとよく分からない。
簡単に言ってしまえば、「ビジネスが上手くいっているかどうか」ということです。
つまり、
景気が"良い"→ビジネスが上手くいっており、利益が上がっている。
景気が"悪い"→ビジネスが上手くいっておらず、利益が出ない。
と考えておけばOKです。
「この表現だと主観的でよく分からない」と思われる方は、株価を見てください。
景気が"悪い"→ビジネスが上手くいっておらず、利益が出ない。→利益が上がらないので、株価は下がる。
では、2013年3月現在ではどうなのかというと、「景気が”良くなり始めている"」という状態なのだと思います。
株価は2012年10月末と比較して30%以上上がっていますので、上向きであることは明らかです。
これは俗に言う"アベノミクス"効果だと言われますが、これだけみるとアベノミクスはバラ色です。
就任して3ヶ月ですが、株価は上がり、景気は上向き・・・文句の付け所はないです。
ですが、「楽観視できない」という専門家も多くいます。
これは何故なのでしょうか?
その答えは「物価」にあります。
それらの政策が上手くいくと、物価は上昇するでしょう。そして景気も良くなっていくはずです。
それがなぜ問題なのかと言いますと、「物価が上昇すると、同時に給与が上がらないと生活が苦しくなる」からです。
実際に景気が良くなっても、給与が上がらず好景気を実感できないことは過去にもありました。
ですので、安倍政権はそのようなことがないように、対策を講じてもらう必要があるのです。
これを怠れば単なるインフレになってしまいますので、相当な注意が必要です。
このまま行けば来年から消費税も上がりますから、庶民生活への影響は大変に大きいです。
とこんな感じで書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
できれば中学生にも読んで欲しいので、難しい事柄は省いて書きました。
教科書に書いてあることと現実が結びつくと、社会という科目はとても面白くなります。
1人でも多くの人がそう感じられるように、これからも記事を書いていきますので、ぜひ読んでください。
何か不明点や間違いがありましたら、お手数ですがメールやコメントでお知らせください。
それでは。