こんにちは。ナンバー・ゼロです。
今回は授業の中身、実際にどのように授業が進められていくのかをお話します。
学習塾の授業というと、黒板などに教師が説明を書いたり、問題を解いたりしていくのを、生徒がノートにとっていくという形式を想像する方が多いかもしれません。まさに学校の授業と同じ形式です。個別指導形式で授業の進め方はほぼ同じですが、違うところがあります。ほとんどの個別指導塾で謳われているのは『演習』あるいは『練習』の時間をきっちり確保するという点です。
もちろん学校の授業と同じ形式であっても、問題を解く時間は与えられるでしょう。ただこの場合は、ある程度の時間をとって軽く様子を見てから、教師が解答をしていくというのが一般的ではないでしょうか。
個別指導塾での授業の特徴は『演習』あるいは『練習』にあります。実際の流れは次のようになります。ナンバー・ゼロの授業の場合ということで、より具体的に説明します。こちらも、教室での授業、家庭教師での授業を問わずどちらも同じ進め方です。
①解説
新しい単元の解説を行う。ホワイトボード(家庭教師の場合はコピー用紙などの紙)に例題や例文を説明しながら板書し、ノートに写してもらう。マーカーは単色ではなく色分けし、色分けの仕方もある程度統一ルールをもって行う。時間の目安は5-10分程度で、生徒が演習に取り組みやすいように、その単元を適度に分けて行う。
②演習(練習)
解説の終わった部分を演習する。演習に使う問題は、それぞれの生徒の得意・不得意などを考慮して、教材の中から選別する。この際に宿題に残す部分も考えておく。時間は5-10分程度。
③演習(練習)の結果をチェック
正誤のチェックだけではなく、ミスしたものがある場合は解答への経緯を確認し、必要があれば①(ノートあるいは板書)に戻る。この演習の結果によって、宿題と次回のチェックテストの内容を決める。
個別指導塾で一般的に結果が出やすいとされているのは、上の③があるからです。一括した解説と演習、答え合わせ、宿題、チェックテストというのが学校や集団形式の学習塾の一般的な授業の進め方です。
これに対して、個別指導塾ではそれぞれのお子様の状況に合わせて、解説、演習の内容を変えていくため、その時々の必要に応じたものを学習することができます。特に苦手な教科は個別指導塾で学習するのが効果的かと思います。したがって、個別指導塾を選択する場合には、演習の中身や、使用教材などのオーダーメイドがどこまで可能なのかを見極めるといいかと思います。
ナンバー・ゼロでは、教材など授業に必要なものはほとんど、その時点でのお子様の目的に合わせたものを選定しています。ある程度スタート時にベースになる教材などはありますが、毎回の授業の進度・理解状況によって、一人ひとりがまったく別の授業を受けていくことになるといっても過言ではありません。
個別指導でもほとんど皆が同じようなことをやっている、と今一つ満足感が持てないようでしたら、ぜひ私たちの授業を受けてみてください。