こんにちは、ナンバー・ゼロです。
年が明けて2016年になりましたが、暖かくてちょっと拍子抜けです。
やはり吐く息が白くあるべきなのがこの時期ですから、ダウンのいらない暖かさは困ったものです。
火曜日は『数学インプレッション』。今回は、玉川大学全学部統一試験(2015年度)[前半]です。
本ブログでも度々取り上げている統一入試ですので、それについては特別述べることもありません。
2月2日と日程が早めなことが特徴ですので、受験するのであれば早めに手続と対策をすすめていきましょう。
1.受験概要
受験方式…全学部統一
受験科目…学部によって異なる(主要は、英語+国語or数学)
配点…学部によって異なる
2科受験になりますので、準備するにあたって負担は大きくはないでしょう。
裏返せば1科目の失敗が不合格に繋がるということですから、易しい訳ではありません。
ときどき、2科受験は簡単だと考えている受験生も見かけますが、そのような甘い考えは捨てましょう。
早い時期に入試があるということは、早い時期に合否が出るということです。万全を期して臨んでください。
2.大問外観
<全体像>
大問数…3
試験時間…60分
形式としては、第1問と第2問は空所補充式、第3問は記述式となっており、若干ハードルは高めです。
時間は一問あたり20分で、これは標準的です。
小問集合が多めであることを考えると、時間配分の巧拙が得点にダイレクトに出てきそうです。
<第1問>
単元…小問集合
形式…空所補充
小問数…6
私立大学ではありふれた小問集合です。
この大学に限ったことではありませんが、ここは短い時間で高得点を狙いたいところです。
途中計算は一切考慮されませんから、検算も行いつつ正確に処理していきましょう。
<第2問>
単元…小問集合
形式…空所補充
小問数…3
小問集合が続きますが、これは明らかに第1問よりは難しいです。
とはいえ、易しい問題も含まれていますから、それは確実に得点しましょう。
この3問の中で易しい問題を見つけられないとするなら、それは嗅覚が足りていません。
嗅覚を体得すべく勉強に励んでください。
<第3問>
単元…数列(漸化式)
形式…記述式
小問数…3
これはちょっとやりにくそうな問題ですね。
問題もそれほど易しくない上に、記述式というのが難度をあげています。
記述式に慣れていない受験生には厳しい出題だったかもしれません。
ぱっと見て漸化式だと分かってしまいますから、
本日は以上です。
来週の後半(詳細編)もぜひお読み下さいませ。
今年もよろしくお願いします。