こんにちは。
12月に入ったところですが、今から寒い日が続きますね。本格的に寒くなるのはもう少し後と思うとゾッとします。
例年よりも寒い気がしますが気のせいでしょうか。
高校は定期テスト真っ只中というところも多いのではないでしょうか。
定期テストではもちろんしっかり点を取っておきたいですが、定期テストで受験の流れを中断してしまわないよう十分注意したいですね。
テストがあるないにかかわらず、日々しっかり学習しておくのがもっとも望ましいですからね。
さて、今回は不定詞第2弾で形容詞的用法です。
この投稿の初めの頃の内容をよーく思い出してください。タイトルで言うと『品詞』のところです。
教材を読んできちんと理解できているでしょうか。名詞的用法のところでも同じことを書きましたが、やはりここでも品詞の理解は重要です。
ヒントとしては、形容詞が修飾できるものは何か、ということになりますね。
怪しいなと思う人たちは必ず戻って復習しておきましょう。
それでは本題に入ります。ここでのポイントは不定詞の形容詞的用法は日本人の感覚からすると、語順がまったく異なるという点です。
形容詞あるいは修飾語句という言い方をしますが、不定詞の形容詞的用法では修飾語句が名詞の後ろに置かれます。
どういうことか日本語と比べてみましょう。
今日すべきこと [日本語]
something to do today [英語]
太字にした部分を見比べてください。こと=somethingですが、日本語と英語ではある部分が前と後ろになっています。
すでに学習している人も多いかと思いますが、このように英語では長い修飾語句は後ろに置かれるのがルールになっています。
英語を学習し始めた頃の中学生たちにとっては非常に分かりにくく、嫌なところです。しかし、これが英語の構造です。
違う言語ですから、そこは我慢して違うものと理解したうえできちんと構造を押さえておきましょう。
そもそもが英語の文章で『主語+動詞』が先に出てくるといった構造が、日本語とはまったく違うものでしたね。
あらためて日本語との違いを確認しておきましょう。
そして、日本語との違いで厄介なことがもう一点あります。動詞の用法に関するものです。
よくある例文ですが
He has no house to live.(✕)
これが間違った文章なのはどうしてでしょうか。ヒントは動詞「live」の用法にあります。
以前学習した自動詞・他動詞の区別はできるようになったでしょうか。「live」はどちらに分類されるかと言うと、自動詞です。
不定詞の形になっても動詞そのものの用法が変わることはありません。ですので、「live a house」という表現が正しいかどうか考えてみてください。
この表現が正しければ上の文章も正しくなり、間違っていれば直さなければなりません。
正しい文章は
He has no house to live in.(○)
ですね。難しいところですが教材をもう一度読んで理解しておきましょう。
不定詞の単元には『共通ルール』という非常に重要な項目が取り上げられています。
この『共通ルール』については不定詞のラストでまとめてポイントをチェックしようと思います。