私事ですが、先日身内に不幸がありました。
あまりに急なことだったので、衝撃を隠せないのですが、人生本当に何があるかわかりません。
これを読んでいただいている方々にとって、その時間がいかに貴重なものであるのか噛みしめながら、読んだ方々のお役に立てるものを提供していく気持ちがさらに固まりました。
今後もこの気持ちを忘れぬよう仕事に取り組んでいこうと思います。
さて、私事はこの程度にして、まずは以前感嘆文のところで出題した軽い問題の解答を載せます。
①What an interesting book this is!
②How interesting this book is!
これが正解です。きちんとできましたか?
では今回のテーマに入ります。今回も仮定法ですが、Part1のポイントはきちんと押さえられているでしょうか。
Part2では仮定法を含む表現を取り上げます。つまり仮定法の表す時制をきちんと理解していることが前提です。
教材に挙がっているのは「I wish~」「as if~」「It is time~」ですが、ここに出てくるのはPart1で扱った仮定法の「if~」で導かれる部分の文章です。
つまり「I wish~」などの後に仮定法の「if~」の部分が入るということになります。
例えば
If I could speak English, I would go abroad.
という仮定法の文があるとしましょう。これを「I wish~」の文に入れる場合は
I wish I could speak English.
とします。これで現実の内容とは異なる表現をしたことになります。
上の文章は「英語が話せればいいのに」という内容になり、「英語が話せれば」の部分に仮定法が用いられているということになります。
教材で取り上げられている表現はどれも基本事項なので必ず仮定法であるということを理解して、きちんと押さえておくとよいでしょう。
余裕が出てきたら、他の問題集や参考書などでもう少し仮定法を含む表現の知識を増やしておくことをお勧めします。
仮定法はパターン(形)を押さえてしまえば確実に得点できる単元です。しかも入試での出題頻度が非常に高い。
仮定法を難しいと感じている生徒たちは、ただ純粋にパターン(形)を押さえていないだけかもしれません。
その場合は、基本文と基本形をきちんと自分の手で書き写し、しっかり覚えることから始めましょう。基本を充実させるには地道な努力が必要なのは言うまでもありません。
そこができていても難しいと感じる場合は、おそらく時制の理解が不十分かと考えられます。
ここまで進んでくるとかなりの学習内容、学習量になっているはずなので、ぜひ時制の総復習をしてみてください。
仮定法だけに限ったことではありませんが、英語の学習には以前の文法事項の理解が必要になってくる単元が数多くあります。
授業を聞いた、本を読んだ、だけではなかなか使いこなせるようにはならないと思いますので、必ず問題演習を行う習慣をつけましょう。
何をやったらいいのか分からない場合は、遠慮無く相談して欲しいと思います。