先週予告しましたように、「黄色チャート数学Ⅲ」について新旧課程の比較をしてみたいと思います。
そろそろ数学Ⅲへ突入する高校2年生の方、ぜひ参考にしてくださいませ。
まずは問題数など、分量的な面で比較してみます。
単元ごとに例題数をリストにしてみました。( )内の数字は旧課程の例題数です。
[1]複素数平面…29(-)
[2]式と曲線…36(36)
[3]関数…12(12)
[4]極限…33(30)
[5]微分法…19(19)
[6]微分法の応用…39(39)
[7]積分法…41(40)
[8]積分法の応用…29(19)
"複素数平面"は新課程で復活した単元ですので、旧課程には存在しません。
ただ、その代わりに"行列"が無くなっているので、収支的にはトントンでしょうか。
それ以外の単元では、"極限"と"積分法"では微増、"積分法の応用"では激増しています。
具体的に言えば、"極限"では漸化式がらみの例題が増えていることが確認できました。
"積分法"では全体としては変化がなさそうです。
"積分法の応用"については…明日とりあげます(笑)
19から29ということは、1.5倍ですから、これはとても大きな変化です。
腰を据えて明日頑張りたいと思います。
それでは今日はこの辺で失礼します。