時事問題

軍縮のあゆみ

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こんにちは。
昨日から授業が始まりましたが、ちょっと休みボケしており、非常に疲れます。
一気にエンジン全開とは行きませんね、中高生の時分とは違って。
ですが、徐々に回転数を上げて、全開と行きたいところです。

ところで、今日は終戦の日です。
68年前の今日、太平洋戦争が終結しました。
“敗戦”と言わず“終戦”と言うところで、当時の日本の状況が透けて見えますね。
今日はですね、大戦後の「軍縮」について、その流れをまとめてみようと思います。
人類は、二回に渡る大戦の後、冷戦を経験しました。
なぜ「“冷”戦」なのかと言えば、二度の世界大戦から様々なことを学んだからです。
『戦火を避ける努力をし続けなければ、平和は保てない』ということが一番大きいでしょうか。
今日はその努力の足跡を見てみます。


01.1963年:部分的核実験停止条約(PTBT)
→米ソ英は大気中での核実験を禁止した。ただし、地下核実験はOK。
02.1968年:核拡散防止条約(NPT)
→「米ソ英仏中」以外が核兵器を持つことを禁止した。
03.1972年:戦略兵器制限交渉(SALTⅠ)
→米ソは核兵器の数を制限した。
04.1979年:戦略兵器制限交渉(SALTⅡ)
→米ソは核兵器の数をさらに制限したが、米国の批准拒否で期限切れ。
05.1987年:中距離核戦力(INF)全廃条約
→米ソは中・短射程ミサイルの全廃を決定した。
06.1991年:第1次戦略兵器削減条約(START Ⅰ)
→米ソは核弾頭を6000発まで減らすことを決定した。
07.1993年:第2次戦略兵器削減条約(START Ⅱ)
→米ソは核弾頭を3000~3500発まで減らすことを決定したが、実行されず。
08.1996年:包括核実験禁止条約(CTBT)
→地下核実験も含め、核実験を禁止した。ただし、米中印パ北朝鮮などが批准拒否。
09.1997年:第3次戦略兵器削減条約(START Ⅲ)
→米ソが核弾頭を2000~2500発まで減らす交渉が行われたが、STARTⅡのつまずきで交渉が停止。
10.2002年:モスクワ条約(SORT)
→米ソが2012年までに核弾頭を1700~2200発まで減らすことを決定した。
11.2011年:第四次戦略兵器削減条約(START Ⅳ)
→米ソが核弾頭を1550発まで減らすことなどを決定したが、難航中。

“超”大まかになってしまいますが、おおむねこんな感じです。
実際のところ、なかなか上手くいっていません。
国家の防衛というのは最重要事項ですから、言うほど簡単には軍縮は進まないわけです。
国際連合の安全保障理事会というしくみもあり、今のところは大きな争いは起きていませんが…

こういうのは入試にも出ますので、このくらいの流れはおさえておきましょう。
これとは別に、地域的な非核化も進んでいますので、そちらもチェックした方がいいかもしれません。

今日はこれで終わりです。
こういう話は、自分とは関係なく思えますが、いざ始まってしまうと確実に巻き込まれます。
何が出来るわけではないですけど、今の世界の状態を知っておいて損はないでしょう。
戦争を避けたければ、戦争をタブーとするのではなく、戦争を研究しなければなりません。
日本人は「臭いものに蓋をする」感覚で戦争を避けますが、それでは先に進めないのです。
それではまた明日。

-時事問題

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