この教材は参考書ではなく問題集です。ただ、“ドリル”という形式は珍しいので、取り上げました。
社会の学習に限りませんが、学習では『インプット』と同等に『アウトプット』も重要です。
この教材を日々の学習のチェックに使えば、記憶の定着具合も向上するでしょう。
“10分”と銘打たれていますので、負担無く使える教材になっています。
ご購入はこちらからどうぞ→日本史10分ドリル―代々木ゼミナール [単行本] / 菅野 祐孝
1.特徴
日本史を90単元に分けて各単元に1ページを割り当てています。
問題形式は選択も語句記述も併用した形式になっており、各単元に1問から2問難しめの問題が含まれています。
これは、難しい問題、つまり入試レベルの問題に触れることで、モチベーションを上げようという著者の意図になっています。
また、別冊付録で「試験会場必携 日本史ポイント集」がついています。
名前の通り、日本史のポイントを単元毎にまとめた冊子で、これも使いようによっては便利に使えるでしょう。
2.長所
特徴の項でも触れましたが、レベルの高い問題が混ざっていることが一つの利点です。
易しい問題ばかりやっていると、模試や過去問に触れたときにそのギャップに打ちのめされてしまいます。
ですので、日頃から少しは触れておくべきでしょう。
また、別冊のポイント集は、ノートまとめにも使えそうです。
高校2年生の時点であれば、この冊子を参考にしてノートづくりをしてもいいでしょう。
ただ、高校3年生はやめておきましょう。それをしていたら入試に間に合いません。
3.短所
この教材の用途・目的を考えると、特に短所と言えるところは見当たりません。
要望としては、同じ菅野先生の著書「日本史オール・イン・ワン」との対応表が付いていると便利だと思います。
表紙のデザインも揃っていますし、併用する人は多いでしょう。
その時に両教材の対応の仕方が分かっていると、とても効率が良いでしょう。
(現在作成中ですので、公開に値するレベルになりましたら、公開します)
今日はこれで終わりです。
もう夏休みがすぐそこまで来ています。
みなさん遊びに勉強にと忙しいと思いますが、この暑さで倒れないように気をつけてくださいね。
気を抜くとあっという間に熱中症になってしまいますので(^^;)
それでは今週もよろしくお願いします。