こんにちは。
以前、「日本という国の大きさ」という記事を書きました。
これは、世界経済全体で見て、日本がどのくらいのインパクトを持っているのかをまとめた記事です。(記事はこちら)
ざっくりとまとめておくと、『世界全体で見ても、日本はまだまだ大きな影響力を持っていて、捨てたもんじゃない』という結論になりました。
だから、日本人はもっと胸を張って国際間の競争に飛び込んでいくべきだ、とも述べました。
今日はその番外編です。
日本ではなく、それを細かくした“都道府県”ではどうか?を見ていきたいと思います。
つまり、『各都道府県のGDPと世界各国のGDPを比べてみよう!!』ということです。
これは割と衝撃的なデータですので、トリビアとして披露すると、みんなが驚くこと間違い無しです。
前回同様に、世界各国のデータは「IMF World Economic Outlook Databases」を出典としています。
また、都道府県のデータは「内閣府 県民経済計算」を出典としています。
比較年度は、両方の統計が揃っている平成21年(2009年)です。
今回は分かりやすく、円表示にしてみました。
<注>
中高生にも分かるように、簡単にまとめたものです。
専門知識をお持ちの方はその意図を踏まえて読んでください。
これを前回の表と比較すると、まああまり違いがありそうにないのですが…
いえいえ、見てみれば東京都が14位にランクインしていますねΣ(゚Д゚)
メキシコや韓国、オランダなどの国を押しのけて、一自治体である東京都がトップ20に入ってきています。
世界的にも規模の大きな都市だとは知っていても、ここまで大きいと衝撃的ですらあります。
あくまでも現時点での話ですが、例えばアフリカ全体のGDPと東京のGDPはそれほど変わらないほどなのです…
では他の都道府県ではどうでしょうか。
詳しくはこちらの表を見てください。(別ウィンドウで表示されます。拡大してご覧ください。)
ご覧のように、大阪、愛知、神奈川、埼玉などが上位にランクインしています。
ここらへんの道府県ですと、そのままEUの加盟国と同等の経済力があると言っても過言ではありません。
また、全ての都道府県が150位以内にランクインしており、それも驚きですね。
みなさんの住んでいる都道府県はどうでしたか?
今日はこれで終わりです。
こうやって見てみますと、自分の住んでいる地域がまた別の切り口から見えて、新鮮ですよね。
グラフにしてみるとまたビジュアル的に面白いのかもしれません。関心をお持ちの方は、ぜひやってみてください。
何か面白いネタが無いかどうか、私はいつも探しています。
興味深いネタがありましたら、ぜひ教えてくださいね。
それではまた来週・・・。