今日は受験科目としての数学について書いていきたいと思います。
一般に国公立大学では、文系学部でもセンターや二次試験で数学を課します。
ですので、少なくともセンター試験までは数学の学習を続けなければならないわけです。
これに加えて、二次試験でも数学を使う場合は、受験の最後まで数学の学習が続きます。
ほとんどの国立文系受験生は、滑り止めやチャレンジで私立大学を受験するでしょう。
その場合受験科目はどうするのがベターなのでしょうか?
基本的に3科目受験になるわけですが、「英語」と「国語」は決まりとして、残りの1つを「数学」と「社会」のどちらにするべきなのでしょうか?
社会が得意であれば、社会を選択すれば問題ないでしょう。
実際に、私立文系で社会を使えない大学・学部はほとんど存在しないので、選択肢は数多くあります。
ただ、社会を国公立の二次試験で使わない場合は、学習する科目が一つ増えてしまい、若干困難です。
そのような人は、国公立の二次試験で使う数学を私立受験でも使えると効率が良いはずです。
やはり国公立の全記述と比べると、私立の数学は易しく感じることができます。
また、満点を狙うことも可能ですので、一発逆転もあり得ると言えばあり得ます。
とまあ、文系の人でも数学を使うメリットは小さくはないわけです。
ですので今日は、『数学受験できる私立大学文系学部』をピックアップしてみたいと思います。
※全学部入試は除きます。また、詳細は必ず各大学の受験要項をご確認ください。
◇早慶上智レベル◇
◆慶應義塾大学◆
経済学部(1A2B)
商学部(1A2B)
総合政策学部(1A2B)
◆上智大学◆
法学部(1A2)
総合人間科学部(1A2)
経済学部(1A2B)
外国語学部(1A2)
◆早稲田大学◆
政治経済学部(1A2B)
商学部(1A2B)
社会科学部(1A2B)
国際教養学部(1A2B)
人間科学部(1A2B)
スポーツ科学部(1A2B)
◇MARCHレベル◇
◆青山学院大学◆
法学部(1A2B)
経済学部(1A2B)
経営学部(1A2B)
国際政治経済学部(1A2B)
総合文化政策学部(1A2B)
社会情報学部(1A2B)
◆学習院大学◆
法学部(1A2B)
経済学部(1A2B)
文学部(1A2B)
◆中央大学◆
法学部(1A2B)
経済学部(1A2B)
商学部(1A2B)
文学部(1A2B)
◆法政大学◆
法学部(1A2)
経済学部(1A2B)
経営学部(1A2B)
社会学部(1A2B)
文学部(1A2)
国際文化学部(1A2)
人間環境学部(1A2)
現代福祉学部(1A2B)
キャリアデザイン学部(1A2)
スポーツ健康学部(1A2B)
◆明治大学◆
商学部(1A2B)
政治経済学部(1A2B)
経営学部(1A2B)
情報コミュニケーション学部(1A2B)
◆立教大学◆
法学部(1A2B)
経済学部(1A2B)
経営学部(1A2B)
社会学部(1A2B)
観光学部(1A2B)
コミュニティ福祉学部(1A2B)
現代心理学部(1A2B)
首都圏の主要私立大学では上記のような状況です。
思いの外多いですね…
文学部系統はともかく、社会科学系で数学を使えないところのほうが珍しいといった状況です。
早稲田と慶應の法学部くらいでしょうかね、おそらく。
今日のところは以上です。
参考になりましたでしょうか。
これを見ますと、しっかり数学をやっておけば私立大学受験でも困らない、と言って良さそうです。
時間を有効に使うためにも、早い段階から大まかな計画を立てておきましょう。
それではまた。