こんにちは。ナンバー・ゼロです。
今までにあちらこちらに教材の話が出てきましたので、今回は教材の選定についてお話します。
個別指導塾といっても、ある程度教材の選定にはパターンがあります。まずは公立中学に通うお子様の場合ですが、たとえば○○区の××中学校に通っているお子様はほぼ同じ教材を使用することになります。これは内申の対策を行うことがメインになるため、教科書に合っている教材を使用するのが効率がいいからです。ただし、私たちはこのような場合でも、お子様の現状によって少なくとも3パターン程度のバリエーションを作って対応しています。いわゆる教科書対応ワークにも難度の違いがあるため、入塾時のお子様の状況をきちんと見極めた選定を行います。学年が進み、受験生になった際には、内申対策や入試対策を行うため、志望校に応じて教材を選定することになります。そのため、内申対策に特化したり、公立高校の入試対策を行ったり、私立高校のオープン入試対策を行ったりなど、柔軟に対応することができます。
同様に、大学受験においても志望校に向けた対策を行うので、集団形式のようにレベルに準じた均一の授業ということにはなりません。集団形式で『早稲田大学対策コース』などと銘打っている場合でも、実際には文系・理系の区別だけでどの学部もひとまとめということにはならないのでご安心ください。
また、中高一貫校に通うお子様の場合、集団形式の学習塾で学校の授業に沿った内容を扱ってくれることはありません。その場合は、△△高校(中学)専門塾というものが学校の近くにあることが多いので、そちらを利用すると定期テストの過去問などといった情報面からも良いかもしれません。私たちも過去20年近い指導実績から、多くの学校の情報を持っており、学校の進度に合わせた授業からスタートして、最終的に大学受験まで担当する、という例が非常に多くあります。教材に関しても、過去の在籍生から教科書準拠問題集なども取り揃えているので、お困りの際はぜひご相談いただければと思います。
教材に関して一点補足しておきます。かなりの学習塾で『教材費』という名目で毎月数千円単位で一定の費用が課せられるのが恒例です。この使い道は、コピー代であったり、テスト印刷用であったりと色々ですが、現在のところ私たちは『教材費』はいただいておりません。授業料以外にかかる定額費用はコピー代のみです。教材は必要な時点で購入していただきますので、入塾時にまとめてというものではありません。
さて、今後、後付けにはなってしまいますが、私たちの指導実績も公開していく予定ですので、学習塾選びの際に参考にしていただければと思います。