こんにちは。ナンバー・ゼロです。
今回は宿題についてお話します。
学習塾で出される宿題というと、授業当日に進んだ部分までに残しておいた問題、あるいは授業で扱った単元のまとめ部分などというのが一般的です。もちろん個別指導塾でもそれは変わりません。
それでは、個別指導塾での宿題の出し方で何が違うのかといえば、授業当日の理解度によって宿題を選定するという点です。ただし実際には、進めた内容や単元がほぼ同じであると、どのお子様にも同じ宿題を出してしまうことが多いのが現状です。ナンバー・ゼロではたまたま同じ宿題になった、ということはあっても最初から宿題を決定して授業を行うことはありません。
宿題の選定の仕方については次のように行っています。
①難度
授業中にミスしたものを考慮し、自力で解いて正答率が80-90%になるもの。
②分量
1日あたり1ページ程度。ページによって設問数が多い場合や少ない場合は教師が生徒の状況を判断して調整する。
③教材
授業でメイン教材としているものから出題できる場合はメイン教材から出す。適当なものがメイン教材にない場合は、その都度他の教材から該当箇所を抜き出してコピーして出す。
④その他
英語では単語テスト、数学では計算テストを毎回行うのが原則なので、単語テストの範囲や計算テストの単元は毎回告知する。毎回の結果はシートに記入して授業記録とともに保管し、必要と判断される場合は2回目、3回目を適宜行う。
今回、ここで初めて単語テストと計算テストが出てきましたので、どのようなものかをお話しておきます。
ナンバー・ゼロでは単語力、計算力の強化のために、英語受講生には単語テストを、数学受講生には計算テストを原則毎回行っています。
単語テストはお子様の状況に合わせて、学校の教科書または市販されている単語帳を使って行います。学校で単語帳を渡されている場合はそれを使用し、渡されていない場合はこちらで選定します。
計算テストは非受験生は全学年の部分などの既習部分から、受験生はランダムで行っています。
一部テストの見本をウェブサイトに掲載しているので、ご参考にしていただければと思います。