2月最終週の今週はまず社会をとりあげます。
いつも通り、最初に今までの問題構成を見ておきます。
【第1問】・・・世界地理(8点)
【第2問】・・・日本地理(9点)
【第3問】・・・原始~近世までの歴史(8点)
【第4問】・・・近現代の歴史(9点)
【第5問】・・・政治(9点)
【第6問】・・・経済(7点)
===============
【合計】・・・・・50点
こんな感じでした。
近年は地理の比重が大きくなる傾向にあり、地歴公の比率はほぼ等しくなっていました。
また、神奈川県の特徴として、世界地理・日本地理の細かい知識は出題されませんでした。
【第1問】・・・世界地理(18点)
【第2問】・・・日本地理(16点)
【第3問】・・・原始~近世までの歴史(16点)
【第4問】・・・近現代の歴史(18点)
【第5問】・・・政治(14点)
【第6問】・・・経済(18点)
===============
【合計】・・・・・100点
以上です。問題構成に変化はありませんが、記述量が増えたことなどから難化した印象です。
配点についても、ほぼ同じ比率です。
以下、各大問を個別に見ていきます。
第1問は資料問題の記述量が大幅に増えていますが、その他は大きな変化はありません。
第2問は大きな変化はなく、例年通りの内容です。
第3問、第4問も大きな変化はありませんが、記述量が増えています。
第5問、第6問も大きな変化はありません。
ごらんのように、形式には大きな変化はありません。
ですが、問題のレベルが一回り高くなった印象ですので、平均点もかなり下がったのではないかと思われます。
知識問題もその分量こそ少ないですが、選択肢に紛らわしいものがありなかなかの良問です。
対策としては、まず旧制度の過去問を出来るだけ早期に一回りします。
その後は、国語同様に他の都道府県の入試問題を使って練習をします。似た形式の県を選んでも可ですが、対応力をつける意味でも、全国制覇を目指しましょう。
また、歴史では「遣隋使」と「遣唐使」などの似た用語をまとめて整理しておくのもいいでしょう。
これはやはり、自分の手でやることに大きな意味があると思われます。
私は社会には一家言持っていまして、もっと書きたいことがあるのですが、今日はこんなところでしょうか。
お子さまの社会の学習に不安をお持ちの保護者の方、ぜひ当教室に脚をお運びください。
点数を取れる力だけでなく、社会を見る目を養ってみせます。
それではまた。