週の最後に国語をとりあげます。
変更点を挙げる前に、今までの問題構成を見ておきます。
【第1問】・・・漢字・語い・敬語(11点)
【第2問】・・・小説(13点)
【第3問】・・・論説文(16点)
【第4問】・・・古文(10点)
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【合計】・・・・・50点
こんな感じでした。
特徴としては漢文がないことでしょうか。また、記述も少なかったです。
それが今年はこんな感じに、
【第1問】・・・漢字・語い・敬語(20点)
【第2問】・・・古文(16点)
【第3問】・・・小説(22点)
【第4問】・・・論説文(28点)
【第5問】・・・条件作文(14点)
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【合計】・・・・・100点
問題の順番が入れ替わったのと最後に条件作文が入ったところが大きな変更点です。
以下、各大問を個別に見ていきます。
第1問は大きな変化はありませんが、資料を使う問題は第5問に移っています。
第2問は昨年までの第4問です。内容的には変化がありません。
第3問は昨年までの第2問です。これも内容的には変化がありません。
第4問は昨年までの第3問です。要約は含んでいますが、特に変化はありません。
第5問は資料を用いた条件作文です。これは昨年まで第1問にあった、資料の問題の発展版です。
全体を通してみると、記述が大分増えた印象を受けます。
内容的には平易なものですが、文章を書くというのは想像以上に大変な作業です。
今までの倍以上になっていますので、受験生の負担も大きかったものと思われます。
対策としては、やはり作文が中心になるでしょう。
とりたてて難しいものではないので、練習を重ねるに限りますが、その際には他の都道府県の問題を利用すると良いでしょう。
ざっと見ただけでも、青森・群馬・千葉・富山などなど、多くの都府県で出題されています。
時間を区切ってやってみて、学校の先生や塾の先生に採点してもらうのがベストではないでしょうか。
もちろん、当教室でも受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。
それではまた来週お会いしましょう。