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10日あればいい 大学入試 短期集中ゼミシリーズ

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今日から定期的に、おすすめの市販教材について紹介していきたいと思います。
この10年くらいの間に受験参考書のバラエティは大変豊かになり、自学自習を志す受験生にとって素晴らしい時代になりました。
ですが、あまりに種類が多すぎて、何をどの時期に使ったらいいものかなかなか分からないものです。
そこで私が膨大にある市販教材の中からおすすめのものとその長所、短所、使い方などを簡潔に紹介していきます。

記念すべき第一回は、数学の「10日あればいい 大学入試 短期集中ゼミシリーズ」です。
このシリーズはレベルによって、「黄緑」「緑」「黒」と色分けされています。
黄緑は全統模試偏差値50以上、緑は55以上、黒は60以上と考えておけば良いかと思います。

ご購入はこちらからどうぞ→大学入試受験の基礎数学1・A・2・B 〔2013〕―10日あればいい (大学入試短期集中ゼミ …


1.特徴
数学の全範囲を網羅した、解説少なめの問題集です。
解説が少なめですので、学校の授業の内容の復習や受験前の総まとめに向いた教材です。
値段も手頃で、長期休みに一冊取り組むのも良いでしょう。

2.長所
とにかく手頃なボリュームです。
すべての問題に取り組んだとしても、10日くらいで余裕を持って終えられるのではないでしょうか。
例えば、これから数学ⅡBに進む高校2年生が、「数学ⅠAで学習したことを忘れないように」と日々取り組むことも可能です。
しかも学力に応じて教材のレベルを選択できますので、無駄に難しい問題をやらずに済みます。

3.短所
手頃なボリュームであることの裏返しで、この問題集だけですと練習量が不足します。
ですので、やはり学校の傍用問題集などに取り組んで、問題数をこなすことは必要不可欠です。
また、解説が薄い面もあるので、苦手な人はチャートやフォーカスなどを参照しながら取り組んだ方が良いかもしれません。

今回の教材紹介は以上です。
どうでしたでしょうか?何かアドバイス等ありましたらコメントをいただけるとうれしいです。
また、当教室では市販教材を用いた学習計画なども提案しております。お気軽に声をおかけください。
それではまた。


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